2025/01/14 17:18



よく「基礎は大事」という言葉を聞きます。



これは音楽に関わらず、どんな事をやるにも昔から言われている言葉です。


 私はアルトサックスを初めて7年目ですが、
最近この言葉の重みをイヤという程知りました。


7年前、憧れの楽器を手にして先ずやったことは、
教則本を見ながら簡単な曲を吹くこと。

音を出せることが嬉しくて、
「早速曲を吹こう!」と教則本を買ってきて練習しだしました。

しかし、譜面通り正確に吹けるわけもなく、
「いつまでやっても上手くならない…」
という悪循環に陥ってしまったのです。

少し前のブログにも書きましたが、
基礎練習を疎かにしたのが悪かったのだと
反省しています😥


基礎練習をやらない人はこんな人

・練習自体の意味が分かっていない人
・すぐに結果を出そうと焦ってる人
・楽器を始めたばかりで何が基礎かを分かっていない人


正に私がそうでした(耳が痛い💦)


・指が動いてもなかなか次のレベルに行けない。

次のレベルに行こうとする度に、大事な基礎の部分が抜けていることに気付きます。

が、ギタリスト目線のビルダーに教わっても、
その抜けた部分をどう修復したら良いかわからない…


・練習の時は吹けてたはずなのに…ということが多い。

自分に実力がない故と自覚はしておりますが、
人の前だと緊張感もあり、それで吹けなくなることもあると思います。

でもその緊張感って、自分の演奏力(ちょっと大げさですが)に不安があることで出てくるのでは?

そんな時はもう一度基礎力を見直しましょう!


 ・練習中に苦手なフレーズがでてきた時、
苦手な原因が分からないままやみくもに繰り返し練習しても、なかなかうまくいかないことがあります。

そんな時も、一回基礎に立ち戻ってみると、
案外原因に突き当たることがあると思います。


基礎練習は、

演奏しづらい原因となっている箇所を改善する

最も有効な練習方法だとも言えそうです。



ビルダーのギターを聴くと、
簡単なフレーズでも、とんでもなくカッコ良く演奏しています。
上手い人ほど基本ができているからなんでしょうね。
基本ができているからこそ、あの表現力が備わったんだと思います😀


基礎練習ってつまらないとか、面倒とか、苦行みたいなイメージがありましたが、

今は、

かっこよく楽器を演奏するための手段

ではないかなと思うようになりました😉


・そして、基礎練習の最終目的は

アドリブ演奏や曲のコピーの精度、音楽的理解を深めることにあると思います。


大切なのは、

毎日練習時間を確保して継続すること

短い時間であっても、毎日練習を続けるのが重要だと言います。
 
指や腕に動作を覚えさせ、自然と動くようになるまで繰り返します。
 
特に初心者のうちは、少しでも練習期間があくと覚えたことを忘れやすいですからね!😊


私が朝の1時間を基礎練習に充てて1週間。

クロマチックスケールとメジャースケールの練習のみですが、
少し滑らかに吹けるようになりました。

少しずつできるようになるのが実感できて、
基礎練習って案外楽しいなと思っています💕