2025/01/12 17:52



譜読みは、楽器演奏者にとって避けては通れないものだと思っています。

が、「譜読みが苦手」で悩んでいる人も多いと思います。


「譜読みが苦手」にもいくつかの原因があると思いますが

・ひとつはとっても良い耳を持っていること😊

なぜ耳のいい人が譜読みができないかというと、いわゆる「耳コピ」ができちゃうからなんですね。
先ず音源を耳で聴いて覚えてから音を出すという能力。
その能力のおかげで、「譜読みができない」と言うより「譜読みの必要性がない」という…

正に天才のなせる技です。

・2つ目は、譜読みなどという面倒なことをしなくても楽に演奏できる譜面があるということ😊

エレキギターやエレキベースの場合は、
6本の弦を示す線の上に押さえる場所(フレット)を示す数字が書かれた
「TAB譜」と呼ばれる専用の楽譜が用いられています。

初めて楽器を触る人でも、その通りに押さえて弾けば演奏できますし、
弦とフレットの位置と音符の長さを確認して実際に弾くといった具合に、
慣れてくると直感的に読める楽譜です。

初心者の方やコード譜や音符が苦手な方には
とっても便利な楽譜 なのですが、  

残念なことに

タブ譜には幾つかのデメリット

があります。


①ある程度弾けるようになってくると成長性がなくなること

答えが載っている分、タブ譜の通りにしか弾けなくなってしまいます。

タブ譜通りに弾けるよう練習するのは良いことなのですが、タブ譜だけを追いかけるようになると

・指板上の音の場所を覚えない
・コードの理解がしにくい
・リズムの意識が弱い

などのデメリットが高くなります。  

  
②タブ譜が絶対的ではないということ

その他にも、人と合わせようとした場合の注意点があります。
音楽は、タブ譜に載っていることが必ずしも正解とは限りません。

なぜなら、

タブ譜に載っているアレンジ通りの楽器(メンバー)が揃っていることが
物理的に難しい場合があるからです。

そうした場合、タブ譜だけに頼っていると途端に弾けなくなってしまいます。

TAB譜は
ある時は正解であっても、ある時では参考程度に
と考えるのが良いかも知れません🤔


五線譜は音楽の共通語と言います。
読めるようにしておくと、
主に3つの場面で役立ちます。

・リアルブックを使ってジャムセッションするとき
・ライブやレコーディングするとき
・ギター以外の教則本を使うとき



これからプロを目指そうとしている人なら、

お仕事に繋がることだから、


譜読みは絶対必要!



簡単な曲を弾きながら、
先ず指板上の音の場所を覚えましょうね💕