2024/11/23 19:27



やみくもに練習しまくるのではなく、自分の音と向き合って、問題点を一つづつ丁寧に解決していくのがいいのです


Xのポストを読んで、目の前が明るくなった気がしました。

当たり前のことだけど、今までそんな風に考えたことがあったでしょうか。

「あれもしなくちゃ、これも覚えなくちゃ、繰り返さないと忘れちゃう!」

と、ただ練習に時間をかけただけで、肝心な自分の問題点を探すということが抜け落ちていたのです。


改めて自分を振り返った時、

私の問題点は基礎力にあったと。


考えてみれば、あの日得意だった筈の曲が出来なかったのは、その曲を何ヶ月も練習していなかったせいではなく、自分に全く基礎が出来ていなかったから。


ただ指が覚えていただけのテーマとソロだから、しばらくその曲から離れていただけで指が動かなくなっていたのです。


・スケールを覚えていない

・リズムを読めない

・音符の長さが正確に取れない

・小節の頭に合わせて音を出せない

・小節感が身についていない

・ロストする

・ダイナミクスがつけられない

 ・ピッチが悪い

・ソロが吹けない


スケールを覚えるということは、どの音から始めても、最低音から最高音まで上り下り自在に使いこなせるということ。
スケール内のどの音に#がつくか♭がつくかを覚えることではない。

リズムを読むのは苦手でも音符の長さは取ってるつもりだったけど、全く正確ではなかった。
だから小節がズレちゃう…
伴奏と合わなくなって、自分がどこを進んでるか分からなくなる。

音のコントロールが上手くできないから、強弱もビブラートもつけることを考える余裕さえない。
正確なピッチで安定した音が出せれば、たくさん音を使わなくても、ただ一音を伸ばすだけでも通用するのに。


恥ずかしながら、ずっとビルダーが言い続けていたことが今になってやっと分かったように思いました。


基本的なことがゴッソリ抜け落ちていたのが上達しない全ての原因だったのです。


基礎が出来ていなければ、いくら頑張っても頑丈な建物は造れません。
根がしっかりと張れなければ、大きな木は育ちません。


つまずいたら一度立ち止まって、自分にとっての問題点は何か考える。そして、それを解決することに集中する…楽器の練習も勉強も同じですよね😊


自分をリセットして、問題点解決のために何から始めるか考えよう!
                                                       (続)