2024/11/01 23:18
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10月のBlackberry JAMセッションでの出来事です。
その日は、うちのセッションに初参加だというvocalの先生と生徒さんが参加されました。
うち主催のこのセッションは、ジャンル無しで初心者の方も気軽に参加できるため、毎回いろいろな方がいらっしゃいます。
ホストの宮脇さん始めベテランの方が優しくフォローしてくれるので、経験の浅い方も楽しく参加できるのですが🎶
さて、セッションが始まって順番に参加者が指名されていき、やがてこのvocalの先生の番が来ました。
持参した譜面を皆さんに渡して。。。
そこまではよかったのです🙄
その譜面を見ながら彼女が説明したのは、進行の訂正。
その後の出番の時も然り。
セッションに来られる方々は器用な方が多いとは言え一般の方がほとんどで、説明の時間を毎回長く取って参加者共有の時間がどんどん削られていくのに、当然イライラします。
セッションはVo. のリハの場でもなければ、楽器隊はVo.のバックバンドでもありません。
この先生、譜面を持ち込むなら、セッションに適したように(伝えたいことが分かるように)書き直したものを用意すればよかったですね。
全員がたくさん演奏したい、歌いたいと思って参加していることに気付けばよかったですね。
もしかしたらセッション初心者さんで、周りを見る余裕がなかったのかもしれませんが、少しばかり周りの方々に対する配慮が足りなかったかなあ😮💨
今年の初め、私がアルトサックスでセッションデビューした時のことです。
思いの外たくさんのお客様を前に、順番を待っている間から緊張しまくって心臓バクバク、手にはじっとりと脂汗!
ステージに立った途端、考えてきた筈のソロの組み立ても、繰り返し覚えた筈の常套句のフレーズもスコーンとどこかに飛んでいって、頭の中が真っ白になってしまいました🥹
4バースが8バースになっちゃって慌てているうちにロストしちゃうし、ピッチは安定しないし、めちゃめちゃ凹んだのだけれど、救ってくれたのは、隣で助けてくださったホストの方と皆さんの温かい拍手でした。
たくさんの皆さんの優しさに触れ、セッションっていいなあと思いました。
セッションの醍醐味は、知らない方々との演奏を通した触れ合いの中で、自分の視野が広がるからだと思います。自己啓発と言っても良いかな😊
セッションには不特定多数の方が参加されます。
年齢も性別も楽器もジャンルも様々なら、演奏レベルも様々な方が一緒にステージに上ります。
そのような集いの中で、皆が心地よく楽しむために大切なのは、自分の言動が気付かないうちに周りの人に嫌な思いをさせてはいないか、知らず知らず迷惑をかけてはいないか、気配りを忘れないこと。
そして、他者に思いやりを持って接することではないでしょうか。
私はその場に居合わせたわけではないので何とも言えませんが、前述のvocalの先生に対して誰一人文句を言わず、希望通り伴奏をしてあげた皆様、ステキです!
もし彼女にとってこれが初めてのセッションだったら、皆様の優しさに触れて、きっとまた参加したいと思ったでしょう。
終わってから、自分の準備不足で他の方に迷惑をかけたのを後悔しているかもしれません。
一つ一つの出来事が彼女の大きな経験になったと思います。
どうかこれからもまた参加されますように…💕