2024/07/29 20:58


お疲れ様です!
ビルダーの那須でございます!
今回のペダルは出来た経緯がちょっと特殊です。

そんな特殊な経緯で出来た17発目はWild Blueberry Marigoldです!

当ブランドモデルの中では、1番最初にセッション用としてリリースした商品になると思います。
とにかくセッションでは扱いやすいです✨

そんな扱いやすい音で弾いた曲は【Stella by Starlight】です。
綺麗な曲なのにアドリブが楽しめるというのもあり、こちらもジャズセッションでは楽器のパートに関係なくコールされる事が多いど定番曲と言ってもいいと思います。

ペダルの設定は、ゲインが全開でボリュームとトーンは12時にしています。
そのままだと単純に爆音にとなりますので、ギターボリュームを絞ってクランチサウンドに持っていってます。

特殊な経緯で出来たけど音は抜群に扱いやすいと…なんだかややこしい言い方になってますが「当ブランドにとっては特殊な経緯」という言い方が正解なのかもしれません。

僕の考え方だと歪みペダルに関しては製作者のプレイヤーとしての経験がそのまま商品の性能やクオリティに反映されてしまうと考えています。
なのに一度だけそんな僕が唯一プロギタリストの方の意見をほとんどそのまま反映させたモデルが、このWild Blueberry Marigoldです。
ちなみにこのような作り方をしたのは後にも先にもこのモデルだけです🎶

色んな意味で尊敬するそのお方は歪みペダルの自作が好きという素晴らしい趣味をお持ちの方で…その素顔はというとこれまた年間のレコーディング数が凄まじいスタジオミュージシャンとして、現役のベテラン凄腕ギタリストなのであります。
前述の通りで言ってしまえば、製作者のプレイヤーとしての経験という部分では間違いなく僕よりも遥かに上の方です😅

そんな事もあってその方のアドバイスをもとに作ったプロトをセッションで試しながら完成したのが今回のモデルという事になります。

そもそもセッションに行ってる人なら分かると思うのですが、通常のアンサンブルではゲイン量はあまり必要としません。
その方からのアドバイスも同じ内容で、まさにオンにしたまま使うセッション用と言えるペダルだと思います。

ただ用途としては一般的ではないので誰にでもオススメ出来るペダルではないかもしれません💦
しかしエフェクタービルダーの方も含めて、これからセッションにも参加して行こうとお考えの方には即戦力となるモデルです。

ちなみにアドバイスをくれたギタリストの方も、セッションで自作のペダルを試しては考察を繰り返すという最高のルーティンをやっております😄

ここで毎月第4土曜に開催しているうちのセッションの話になるのですが、やはりエフェクタービルダーの方は誰も来ませんでした😓
ちなみに一般のお客様にはいつも沢山来て頂いて本当に毎度ありがとうございます🙇

もう流石に僕が何を言いたいか分かっているでしょうし、エフェクタービルダーの皆様には来月に期待してこれからも訴えかけて行こうと思っております。
分からない人用に正直な本心を言ってしまえば、高いばっかりで内容が伴っていない詐欺ペダルは排除すべきとの考えです😅

こればっかりは実際にやることをやっている側の人間にしか言えない事だと思います。
きつい言い方かもしれませんが商品として値段を付けるからには本気で取り組む姿勢が大事です。
是非ともこの意見にご賛同並び、ご興味を持って頂ける方がいましたらこのブログを拡散して世の中のエフェクタービルダーの皆様に届けて頂ければ幸いでございます😄

何卒よろしくお願い申し上げます🙇